向日葵のように

□君たちはイキナリ空から降ってきた
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「たーすーけーて!!」

その叫び声は屋上でお弁当を食べている
ツナたちにも聞こえていた

「なっ!今のなんだよ?!」

「ツナ?どーかしたのか?」

「な、なんでもないよ!」

気のせいかな・・・?

「ギャ〜〜〜〜〜〜〜!!」

・・・・・・・気のせいじゃなかった

一方、空では…

「藍那!なんとかしろよ!」

今までのんびりとしていた三人もそろそろヤバイと思ったようだ

「そんなこと言われたってぇ〜」

「大丈夫!お前なら出来るよ!空谷だろ!
空っていう文字ついてるだろ!」

「神夜ーそれは無理ってもんよー」

前言撤回。余裕だなお前ら


「チッ。おい、獅龍!!あれやるぞ」

「え〜。めんどくさ・・・・」

「死にたくなけりゃあさっさとやる!!」

緋漣と獅龍が何かをやるらしい

「藍那!!しっかり捕まっとけよ!!」

「神夜、死にたくなかったら捕まってなよ」

「な、何やるの?」

「ガリガリガリ・・・・」

「ねぇ、神夜。いつまで食べてるの?ウチ食べ終わっちゃたよ」

ガシッ!

「え!?」

「ガリッ・・?!」

緋漣と獅龍がバイクに乗って、藍那と神夜を小脇に抱えたのだ

「え、ちょ、ちょっと?まさかこのままハイ着地みたいな?」

「おぉ、そのまさか」

「緋漣さん!?正気ですか!?」

緋漣たちの着地の仕方に納得がいかない藍那

「え、イヤ?そしたら今離してやるからペチャンコになりな?よし、落とせ緋漣」

「ごめんなさい、落とさないで」







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