等身大の僕ら

□ボクらの17回目の春に
4ページ/8ページ

 


   春SIDE
 
祐希くんも琥穏くんも部長にナイシューって言われても完全に無視っていうより無反応ですね・・・


メンツ丸つぶれの部員の皆さんが睨んできて怖いですよーι  




でバスケ部はやめて


柔道部



「始め!!」


がっ


祐希 「!!」


あっ祐希くん掴みかえしちゃいましたっ


要 「・・・何やったんだお前」


祐希 「あの子がイキナリ胸ぐらつかんでくるからさ、何事かと思ってつかみ返しちゃっただけ」


ビックリした。


いや祐希くんビックリしたのはわかりますけどそーゆうスポーツなんですよ?


琥穏 「アッハッハー祐希スゲー(^−^)」


いや琥穏くん笑いごとじゃないですってι



水泳部


祐希 「水泳かぁ・・・・」


要 「なんだ祐希っ。水泳興味あんのか?」


といいながらガッツポーズをする要くん


祐希「 これ老後の健康を考えると、いいかもね」


要 「青春時代に輝くためとか考えられねーのかお前は」


祐希くん、結局そこに行くんですね・・。


琥穏 「おぉ!そうか!老後の健康にいいよな!」


要 「お前も納得すんじゃねぇ!」




あと、陸上部や・・・・


祐希 「つかれる!」


春 「それ言ったら全否定じゃないですか」




弓道部にも行ってみたんですが・・・・


祐希 「でこれを誰に向かって撃てば…」


春 「的です!!(-_-;)」





要 「あーくそ。なんでこんなに決まらねんだ。」


祐希 「だからね、決まんなくていいんだって」


要 「 いーやダメだお前はもっと新しい世界を見るべきなんだよ」


祐希 「こっちはムリヤリまぶたこじ開けられる気持ちでいっぱいです」



祐希くん、要君の気持ちも少しは察してあげましょうよ



琥穏 「祐希、決めるなら早く決めてくれ。オレまで巻き添えくらってんだ」


そうなんですよ。じつは琥穏くんが一緒に部活体験しなきゃ入らないって・・・


!! アレ?あの人影は・・・・


春 「あっ!東先生ーっ」


あれ?今、要くんが嫌そうな顔したのは気のせいでしょうか?


東先生 「祐希くんの入部先かぁ」


ここは先生に相談してみましょう


春 「なかなか決まらなくて……。運動部はほとんどまわってみたんですけど」


琥穏 「オレというオマケ付きで・・」


東先生 「運動部?」


要 「…そいつらスゲー運動神経いいから…です。」


東先生 「へー(・v・)」


琥穏 「オイ、そいつらってなんだよ。オレも含まれてんの?」


琥穏くん、気持ちはわかりますけど・・・・


東先生 「先生はそうだなぁ。運動部以外もまわってみたらいいと思うけどな。」


東先生 「その人が持っている力とやりたいことっていうのは、必ずしも対じゃないからね」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ