等身大の僕ら
□ボクらの17回目の春に
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放課後・・
「見学?だったら試しに一緒に試合してみる?」
(本気だったのか・・)
本気と書いてマジと読む
ちくしょーな雰囲気を出している祐希、
手招きしている要、
部長にお辞儀している春、
傍観している悠太、
どーでもよさそうな琥穏。
「君、くーくんだよね?一緒にやってみない?くーくん、運動神経いいって聞いてたから」
くーくん?
要 「だとよ。どーする琥穏?」
祐希 「こうなったら琥穏も道ずれだよ」
琥穏 「えー…オレの意見は無視ですか」
祐希 「当たり前だよ」
要 「何を今さら言ってんだよ」
琥穏 「お前ら…!」
琥穏、強制連行
春 「・・・祐希くんと琥穏くん、あからさまにどーでもいい感じですよ。」
当たり前だよ?強制なんだから
要 「・・・・・・あのやろうども・・)怒」
部長 「浅羽くん!!」
なんと部長さんからパスが!
さっ
要 「よけるなー!」
祐希 「だって向こうが一方的に…」
押しつけの気持ちってどうなんですか?
祐希が小さくつぶやく
要 「それじゃチームプレイが成り立たんだろ!」
春 「まあまあι あっ琥穏くんにボールが行きましたよ!!」
琥穏にボールがいったと思ったら・・
バシィ!
・・・・叩きかえしました・・・・
要 「拒否すんじゃねぇ!」
琥穏 「だってさ、顔とか腹に当たったらイテーじゃねぇか」
要 「だからって叩き返すな!!」
琥穏 「それよりさっき手で叩き返したから手ぇ痛いんだけど・・・・」
要 「お前らさぁ 昔から体育もテキトーこいてるけどマジで運動オンチなわけ?」
前半が終わったところで要が琥穏達にに尋ねる
要 「バスケぐらいもちっとマトモにしてみろよ」
祐希・琥穏 「「マトモにと言われましても・・・」」
要 「それかそんなにできないんならバスケ部入れよ」
春 「そうですね 男の子にバスケって必須ですからねっ かっこいいし」
君が言うなよ、春よ・・・
要 「よしっ うん そうしろそうしろ」
もうなんか一方的に決められてゆく祐希達
春「ねっ祐希くん 決まりっ」
決められたっぽい・・・
琥穏 「なあ春、バスケできたらカッコイイ?」
春 「はいっ(*^_^*)」
琥穏 「よーし、OK!やったるぜ!」
琥穏くんやる気になってましたけどなんででしょう?(春
後半戦開始っ
ダン・・ッ
トタ・・ッ
ワォ★完っ全に祐希と琥穏の個人プレー
要 「なんだアレ・・・・」
悠太 「祐希と琥穏は運動神経メチャクチャいいよ」
祐希 カッコイー 琥穏 サイコー
と言いながらなんかスゴイこと暴露している悠太
要 「はぁ?!」
悠太 「本気だしたらもっとスゴイし」
春 「あれ以上がまだ?! だってバスケ部もついていけてませんよ!!」
「きゃー かっこいーっ」
春 「祐希くん、モテますからねー。でもなんで琥穏くんも女の子にモテるんでしょうかね?」
・・・・・なんでだろうね?・・(by琥穏
要 「? アレのどこがいいんだ?」
まあ、君から見たら祐希と琥穏はウザイだろうけど、ホラ二人とも顔いいからさ
春 「まあ、バスケこんあにかっこよくきめられたらそりゃあ女の子がだまってませんよ」
要 「上手いっつっても完全に個人プレーじゃねえか」
春 「そうですけど・・・ι」