等身大の僕ら

□ボクらの17回目の春に
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琥穏です
心地の良い春の陽気に小さな嵐が一つ生まれようとしています

と、いうより要と一緒にいるといつも嵐の中心にいる気分ですこの野郎


春 「そういえば 要くんと祐希くん 同じクラスになるの初めてですよね?どうです?」



おぉ!さすがオレの春!全員のこと考えて?るなーっと・・・



LET’S!しーん・・・



春 「・・・あの・・・」



なんかメッチャ春 困ってんじゃん



要 「どーもこーも最悪だよ
コイツクラスの誰に話しかけられても基本が無視なんだよ」



えっ マジかよ?いいのかそれで・・・

祐希くんのイケズー



春 「えっ  そうなんですか?それってマズイですよ



春も同じ様な事を考えてたよ・・



祐希 「べつに故意に無視しようなんて思ってないよ 失礼な」



祐希「ただ誰の言葉もオレの中にまで響かないだけで・・・」



要 「単にお前が人の話きいてねぇだけだ。」



琥穏 「え、じゃあオレの言葉も響かないのか?」 



祐希 「まさか。琥穏の言葉はオレの心にしっかりと響いてますよ。」



琥穏 「・・・サンキュー・・・」



とりあえず安心だぜ・・・(なんで?



春 「悠太くん・・・」

ありり 春ってば悠太に助けを求めてる。



悠太 「いんじゃない?そういうのも祐希だと思うし 
一匹狼って言ってもだれかを傷つけるわけじゃないし」



うん。オレもそう思う。けどさぁ・・



春 「無視されたら十分傷つきますよι」



と思うんだよねー



要 「だいたい祐希は普段から協調性っつーか、
他人を思いやる気持ちってのが足りなすぎんだよ」



・・・要に言われたくないと思うよ・・



要 「!   よし 祐希お前今スグ部活に入れ 今、帰宅部だろ」



祐希 「はぁ?



要 「今のお前に不足しているものを補うには部活動が一番てっとり早い」



ナイスアイディアなんだけどさ、要 
祐希が思いっきりイヤな顔してんのわかんないのか?



なんだかえらく時間がかかりそうな気がする・・・・
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