向日葵のように

□刻々と
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「っ綱吉ィ!!」


「ハイィッ!?」


いつもより遅めの起床な緋漣が綱吉に叫ぶ


「藍那と神夜知らないか!?」


「み、見てない…まだ寝てるんじゃ」


「自分の部屋に居ないでどこで寝てるってんだぁ!!」


「ヒィイイ!!ゴメン」


おかしい、神夜はつい3・4時間前までは居たのに。朝起きたら、姿を消していたなんて
そろそろ例の戦いが始まるからもしかして…
と思い藍那の部屋に言ったらやっぱりいない


「獅龍が今周辺を捜してる。もうそろそろ」


バタン
扉が閉まる音がする

獅龍が帰ってきたのだ

「…いない……」


「っクソ!!」


早めに学校行ったのかもしれないという綱吉の言葉にひとまず並中に向かう三人


「最近不良同士の喧嘩が絶えないのに…
なんで藍那たちまで…」


「違うよ」

綱吉の言葉に反応する声

綱吉が顔をあげると雲雀が居た


「雲雀さん!!」


驚いた綱吉が声を上げる


「…藍那と神夜知らないか」

獅龍が声を絞り出すように言う


「藍色の女と女っぽい男の草食系コンビ」

緋漣が継ぎ足した
あながち間違っていない情報だ


「知らない。あと君たちの知り合いでしょ




笹川良平、やられたよ」



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