向日葵のように
□はじめまして、よろしく
2ページ/5ページ
「…おれ、バイクで行けばよかったかも……」
登校中に思い出したようにボソッと呟く神夜
「同感、バイク乗りたい。風を切りたい。2ケツしたい」
「落ち着け。俺らを置いて行くつもりか」
「スケボーで来い」
「ざけんな乗せろ」
「てか綱吉いんだろ。さすがに3ケツは無理だ」
「中学生でバイク乗れること自体、無理だから!!!藍那もなんか言ってよ!」
「ウチも乗せてください」
「んなー!!!」
ギャーギャー言いながらも、学校に着く五人
「うっはー、ここが並中かぁー」
「神夜…面白そう!!って思ってんだろ…」
「緋漣正解!!!あー、楽しみ!!!!!!!!!!!!!」
「神夜、ウチでも出したことのない『!』の数だよ…」
……今日も皆さん元気です
と、ここで転校生の四人はツナと別れ職員室に向かう
「ウチらツナと同じクラスかなぁ」
「その点は問題ない。俺がライカに脅しといた」
「うわぁ…獅龍さん怖い。あとライカって久しぶりに聞いたよねぇ」
「やっぱ〜?僕もそう思う」
………………
「「「「で、でたあぁぁぁぁぁぁぁああああああぁぁ!!!」」」」
「…泣いても……いいかな」
転入早々、叫び声をあげる四人
今日も元気だな(本日二回目)