Dream
□HAPPY BIRTHDAY TO TWINS.
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ケーキを頬張りながら
ハオに聞いた
「G.Sの居心地はどうなんよ?」
ハオは笑顔で
「まぁまぁかな。オパチョや母さん、乙破千代もいるしね」
「そうか。寂しい思いはしてないんか。良かった」
葉はほっとしたように呟いた
「お前は本当に可愛い弟だ。食べちゃいた………」
ハオの言葉を遮るように
前鬼後鬼のパンチが入った
「…アンナ………;」
「ウチの旦那に手出さないでくれる?」
アンナが倒れたハオを見下ろして言った
「アンナ、起きてたんか」
「アンタ達が五月蝿くて寝れないのよ。だけど今日はいいわ。兄弟で仲良く過ごしなさい」
「アンナ…!」
アンナが部屋を出ていった後、少し話した
「じゃぁそろそろ行くよ。またね、葉」
ハオが背中を向け歩き出した
「兄ちゃん!!」
ハオは驚いた顔で振り向いた
「誕生日おめでとう!」
「あぁ。お前もな、葉^^」
ハオはきっとG.Sからオイラ達を見守ってくれてるよな。