Pandora Hearts

□強くなんてないから。
2ページ/7ページ






そして、学校。











「あ、おはよーっ♪エリー、リーオ!」









俺達に話しかけてきたのは、同じクラスのルナだった。









「あぁ…おはよう」


「おはよう。ルナ」











俺達も挨拶をする。










「あれ?エリー、どうかしたの?」












「…何がだ?」










一体何だと言うのだろう。











「顔色、悪いよ?風邪でも引いた??」










…コイツ、意外に鋭いな…。











後ろから、「いつもはエリーって呼んだら怒るのに…」と聞こえた。











あぁ、そう言えば忘れていた。










「別に何でもない。ほら、授業始まるぞ」









「う…うん」










後ろでルナが心配そうな顔で俺を見ていたが、あまり気にしないことにした。











「行くぞリーオ」




「うん。待ってエリオット。ほら、行こう?ルナ」










「え…あ、うん!待って!!」










そして、俺達は授業に向かった。






 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ