Novel2
□会議
1ページ/3ページ
広い会議室に教師達が集まる。
真ん中に座るのはピオニー陛下とマリンさんで何故か陛下の隣が保健医ジェイドである。
リチアやクンツァイト、カルセドニーやイオンもこの場にいる。
「今日は定期テストの制作者を決めようと思う!」
ピオニーがホワイトボードにでかく『定期テスト製作するやつ』
と書き始めた。
「すみません、それなら私関係ありませんよね?へーか♪何故私を呼んだのです?」
ジェイドは笑顔で反論する
「え、ジェイドにも作ってもらうぞ(^O^)」
と指を立てる。
ジェイドはその指をバキッと折りたい衝動にかられた。
「今回はくじ引きにしました」
とマリンさんはクジ箱を出した。
「あのパライバ様?陛下の悪い影響受けないでください」
ジェイドは眼鏡を押さえながらいう。
「ちなみにオレとマリン以外全員参加な。これ皇帝勅命」
そして全員クジを引き決まった。
今回のテストを製作するのは
リチア
→音楽
イオン
→英語
アンジュ
→社会
イネス
→数学
クンツァイト
→国語
ジェイド
→理科
という配分になった。
「うん、まぁこんな感じでいいな」
ピオニーが満足気に言う。
「もう…帰ってもよろしいですか?」
ため息をつきながら心底疲れたように呟いたのはジェイドだ。
「まだ議題はあるから無理だな。そんなに疲れたなら寝てもいいぞ♪」
「それは遠慮します。知らない間に決められては困りますから」
→