01/21の日記

03:22
小ネタ「アメジスト」(Nobody Knowsより派生/ジェジュメイン)
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「セックスってさ、すごいよね」


「はあ?」



妙にスッキリした表情で部屋から出てきたジェジュンと、お風呂に入ってるジュンスにタオルを届けに行く途中に遭遇した



「なに、いきなり」


「いや、すごいなーとおもっただけー」


「…ていうかさ」


完全に、今部屋でオナってましたよね。あなた。



「なーに」


「…や、べつに」


「あ、わかった。俺がひとりでヤってるの、モーソーしたんでしょ」


「…!そ、そんなはずあるか!ハゲちゃえ!」



にやにやしっぱなしのジェジュンを軽く突き飛ばしてお風呂に向かう



「ジュンスー、タオル置いとくよー」


「あいー。ありがとーっ」



あー、まったく。
ジュンスはかわいいね。


それに引き換え筋トレマンは…!!



「ねーねー」


「なに、手洗ったのっ!」


「アハハ!洗った洗った。ちょっとソファーおいでよ」


「…?そんな暇じゃないんだけど。ユノがコーヒー飲みたがってんのよね」


「ゆーののコーヒーなんて後でいーから!」


「ちょっと、こら!」



手を引っ張ってソファーに半ば強引に沈められた



「ジュンスがお風呂の間だけ。少し、俺といて。」



今日は一応ジュンスと過ごす日。かと言って、ベッドに入るまではまだまだ時間があるんだけど


決まったメンバー以外は、指くわえておアズケ!

そんな暗黙の了解があったりする



「…悲しい映画でも観た?」


「ん…違うけど」



胸に顔を埋めるように甘えるジェジュンの頭を撫でてやる

髪が、やっぱりきれいだ



「AV見て感傷的になるなんて、感受性豊かすぎる」


「…違うって…ただちょっと…」


「ん?」



「ひとりじめ…したくなっただけ」

そう呟いて、唇を塞がれた



いつか、「突然どうしようもなく寂しくなっちゃうの」と言っていたのを思い出した


寂しい色を浮かべたジェジュンの瞳は、拒んだら粉々に砕けそうなもろいアメジストのようで

でも、それはとても美しく奥の深い魅力を漂わせる



「ジュンス…もうあがる」


「…ん。ありがとう」



なんで、こんな逢い引きみたいなことしてるんだか分からないけど。


とにかく今日の彼氏は、ジュンス。



「さーあ、寝るかなぁ!」


「お腹しまって寝なよ。今朝胸まではだけてたから」


「いやーん!見られた!」



ふざけながら部屋に戻っていくジェジュンの瞳には、もうさっきのアメジスト色は消えている



「あ…コーヒー。」



思い出したコーヒーを淹れに、キッチンに引き返す



あんなに次々に感情が溢れるって、どんな感じなんだろう


また、数日経てば自分が思い通りにできる日が来るというのに

毎度あの調子じゃ、本当に大変なんじゃないかなと思う



「セックスってすごいな」と思うほど、私たちの関係は体と密接


彼は否定したけど、やっぱり今夜自分じゃないヤツに抱かれることを思って、いてもたってもいられなくなったのだろう

…AVを見て。





私たちの奇妙な関係に、まだまだ終わりは見えない。



***

何書きたかったんだ、私。

意味もなく書いてみました。ソーリー。


苦情とか、要らないよ(笑)



☆コメント☆
[ちな] 02-05 20:58 削除


めっちゃ好きです。

描写がリアル!

素敵です。

また書いてください!!

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