Love Game
□プール
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(丸井side)
成澤が転入して1週間。
今は6限目で自習中。
成澤もだいぶ立海に慣れたみたいだ。
転入してから柳生にベッタリだったからな…
そろそろ俺もアピールしねぇと…
ちょうど仁王も昼寝してるしな♪
丸井「成澤〜♪」
成澤「ブンちゃん、どうしたの??」
丸井「成澤さ、プールって好きか??」
成澤「泳ぐのは苦手だけど…浅めのとこで遊ぶのは好き♪」
か、可愛い…
丸井「じゃあさ、明日休みだしよ…一緒にプールでも行かね??」
成澤「行きたい!!」
よっしゃあ!!
生きててよかった!!←
仁王「楽しそうな話しとるのぅ。(妖笑)」
丸井「うわっ!!」
斜め後ろの席で寝てたはずの仁王がなぜか前の席から話かけてきた。
成澤の横にすぐ移動したけどな。
丸井「に、仁王…;」
仁王「俺は仲間はずれか…寂しいのぅ…」
仁王は悲しそうに目を伏せ、髪をいじっている。
絶対に俺は騙されね〜!!
成澤「ブンちゃん…雅治も誘ってあげよう??」
成澤が騙されたー!!
に、仁王め…
丸井「け、けどよ…;」
成澤「ダメ…??」
なっ…ウルウルした目で見つめやがって…///
断れねぇ…;
っつーか、成澤の隣で成澤の真似してウルウルしてる仁王。
半笑いしてニヤニヤしてやがる。
すげぇ殴りたい。
丸井「仕方ねぇな…」
成澤「ありがとう!!ブンちゃん!!」
仁王「ありがとう!!ブンちゃん!!」
丸井「仁王、殴るぜぃ??」
仁王「…プリッ。」
くっそ〜!!
2人でデートするはずだったのによ!!
成澤「そうだ!!どうせなら、赤也も呼んであげようよ♪」
俺のデート計画、完璧に終了…
俺は部活の時間、赤也に明日の事を話した。
赤也は飛び跳ねて喜んでいる。
赤也「マジっスか!?やった〜♪」
丸井「はぁ…本当なら2人っきりのはずが…」
仁王「ククッ…そう簡単には抜け駆けはさせんよ。」
幸村「お前ら喋ってないでランニングして来いよ。」
げ!!幸村!!マジかよぃ…;
ま、まぁ今の話幸村にバレてねぇみたいだし…
ランニングくらい我慢して…
幸村「は??もちろん明日プールに行くよ??」
やべ…幸村、読心術使えるんだった…!!;
さよなら俺の青春…
幸村「クスッ…ちなみに明日はレギュラー全員参加だから。強制で。」
真田「む、明日は自主練習…「あ!?何が自主練習だよ。お前実は成澤の水着姿が見たいんだろ??素直に参加しろよ。誘ってもらえるだけありがたいと思え。」わ、わかった。」
真田が半泣き状態だぜぃ…
気持ち悪いだけだ。
柳生「ま、まさか君達…成澤の水着が見たいだけでは…;」
仁王「当たり前じゃ。成澤がおらんかったら行くわけないぜよ。何が悲しくて男の裸見ないといかんのじゃ。」
赤也「そうそう!!真田副部長の水着姿とか絶対見たくないっス!!」
真田「ほぅ…」
赤也「げ…聞かれてた…;」
幸村「いいんだよ、赤也。赤也は正しい事を言ったまでだよ。ね、真田??」
真田「う、うむ…赤也、気にしなくていいぞ…」
真田が青白い顔をしている。
幸村「じゃ、明日は11時に集合ね。あ、遅刻厳禁だよ…遅刻したら全裸で泳いでね。」
全員「イ、イエッサー!!!!;」