Love Game

□見学
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(成澤side)



テニスコートに戻ると、皆練習を再開していた。

ベンチに座っていたジャッカルが私に気づいて近づいてきた。







ジャ「あー…やっぱアイツのでもまだデカイな…;」


成澤「まぁ…チビだからね…;」


ジャ「じっとしてろよ。」






ジャッカルは私が着てるジャージの裾と袖を捲り上げてくれた。








成澤「あ、動きやすくなった!!ありがと、ジャッカル!!」


ジャ「あぁ。後、レギュラー達はキャラ濃い奴ばっかだからな…何か困った事あったら俺に相談しろよ。」


成澤「ジャッカルは優しいね。ありがとう!!」







ジャッカルは照れ笑いしながら走り去って行った。
笑顔は爽やかなのに走るスピードすごい早い。








仁王「お、成澤…ククッ…」


成澤「な、何笑ってるの!?///」


仁王「いや…ジャージ捲り上げとるき、本当に小さい子供みたいじゃな〜と思ってな。(笑)」


成澤「仕方ないでしょ〜!!(怒)」


仁王「まぁそんな怒りなさんな。その格好似合っとるぜよ。


成澤「嬉しくないよ!!


仁王「…ピヨッ。」







雅治は完全に私で遊んでるな…!!
やっと練習に戻ったと思ったら、コートからニヤニヤしながらこっち見てるし!!
私は雅治の視線を無視して幸村君の元へ向かった。






幸村君は私を見つけると、ボールを入れるカゴを私に渡した。








幸村「成澤。成澤はレギュラー達が使ってるコート周辺に散らばったボールを拾ってね。」


柳「だが、ボールが飛んでくるから気をつけた方がいいぞ。」


成澤「??」


幸村「ほら、ちょうど柳生が打ったボールが…」


柳生「レーザービーム!!!!


成澤「ひっ!!!!







ひ、ひろくんが打ったボールが私の足元に飛んできた…!!
あれに当たったら骨が折れる!!(汗)








幸村「ね??」


成澤「は、はい…気をつけます!!」


幸村「フフッ…そんなに怖がらなくて大丈夫だよ。成澤にボール当てた奴は、俺の全力のスマッシュを顔面にお見舞いするから♪


レギュラー(ぜ、絶対ミスボール打てない!!;)










こうして私のマネージャー初日は幕を閉じた。
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