Love Game
□見学
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(成澤side)
私唯成澤は今日から、立海男子テニス部のマネージャーに任命されました!!
…だけど、私にこなせるか不安だらけです…;
幸村「じゃ、早く慣れてほしいし…今からマネージャー仕事始めようか♪」
成澤「えぇっ!?今から!?;」
柳「マネージャーと言ってもそれほど複雑な仕事は無い。安心しろ。」
柳は私の頭にポンと手を置いて微笑んだ。
あ〜…なんか柳の雰囲気和むなぁ←
幸村「ま、最初は部員に挨拶からだね。」
成澤「は、はい…」
ジャ「そんな緊張すんなよ…みんな良い奴ばっかだからよ。」
丸井「そうそう!!ジャッカルでさえ慕われてんだぜ!!安心しろって!!」
ジャ「どういう意味だ。」
うぅ〜…緊張するなぁ;
人前出るの得意じゃないし、男の子ばっかりだしなぁ…
なんて考えてるうちに幸村君の一声で部員が全員集合。
幸村「皆、集まったね。今からマネージャーになってくれる子を紹介するから。」
真田「成澤。」
成澤「は、はい!!」
うわ〜…み、見られてるよ〜…;
よし、しっかりしなきゃ!!
今日からマネージャーなんだから!!
成澤「初めまして、今日からマネージャーを勤めさせていただく事になりました、唯成澤です。マネージャー初心者でわからない事だらけですが、早く皆さんのお役に立てるよう精一杯頑張ります!!」
…ん??皆固まってるんですが…顔赤いし…
私、何か変な事言ったかな??;
仁王(あ〜あ、皆顔真っ赤じゃな…成澤はかなり可愛いからのぅ…)
成澤「ゆ、幸村君…これで良いかな??;」
幸村「うん、大丈夫。良い感じだったよ。(爽笑)」
ふぅ〜…;
緊張したぁ…
真田「では、各自練習に戻れ。解散!!」
部員達「はいっ!!」
わ〜…
これだけいる部員達が一斉に声出すと、迫力あるなぁ…
幸村「さ、成澤。こっちに来て。」
成澤「あ、はい!!」
幸村「今日は簡単な仕事だけでいいからね。」
真田「うむ、まずは玉拾いだな。」
柳「だが、制服のままだと動きにくいだろう。汚れてしまってはいけないしな。」
成澤「今日は体育なかったからジャージ持ってないや…」
どうしようか考えこんでいたら、後ろから何かが肩に掛けられた。
仁王「成澤、俺の上着でも着ときんしゃい。」
成澤「ありがと…でも大きいよ〜;」
仁王は身長高いし、私はチビ…
ご覧の通り、子供が親の服を着た状態…
丸井「ブッ!!」
赤也「アハハハッ!!」
成澤「ブンちゃん!!赤也!!笑わないでよ!!///」
丸井「だって成澤小さい子供みたいだぜぃ!!(笑)」
仁王「お前ら…わかっとらんのぅ…」
赤也「何がっスか??」
仁王「このダボダボ加減がエロくて良いんじゃろ。」
丸井「なるほど!!」
成澤「もう絶対雅治のジャージは借りない。」
仁王「あ、こら、人のジャージを地面に叩きつけるんやなか!!」
幸村「ん〜…じゃあ丸井、ジャージ貸してあげなよ。まだレギュラーの中では小柄な方だからね。」
赤也「あ、でも丸井先輩のはウエストがゆるいかも。」
丸井「どういう意味だよぃ。」
私はブンちゃんが貸してくれたジャージを持って部室で着替える。
わ〜…なんかレギュラージャージ着るのって結構緊張するなぁ…;
着替え終わった私はテニスコートに戻った。