Love Game
□部活
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(成澤side)
授業も終わり、今から私は男子テニス部を見学しに行きます♪
丸井「俺の天才的妙技見たら、成澤絶対ビックリするぜぃ♪」
成澤「早く見たいなぁ〜!!」
赤也「たいしてすごくないっスよ。」
丸井「赤也お前〜!!(怒)」
ブンちゃんは赤也を追いかけまわす。
フフッ…本当に仲が良いなぁ。
そうしているうちに、部室に到着。
仁王「じゃあ俺らは着替えてくるき、成澤はコートの近くのベンチで待っときんしゃい。」
成澤「は〜い!!」
私は皆の着替えを待つ為、ベンチに座った。
成澤「天気良いなぁ〜…」
私は天気の良さにウトウトした。
う〜…瞼が重い〜…
幸村「あれ、成澤??」
私が顔を上げると、少し驚いた表情の幸村君がいた。
成澤「あ、幸村君!!」
幸村「早速見に来てくれたんだね。ありがとう。」
成澤「お礼を言うのは私だよ…部外者なのに、コート入っちゃって良かったのかな??;」
幸村「構わないよ。成澤がいてくれた方が、仁王や赤也あたりのやる気が出るからね。」
成澤「フフッ…ならよかった。(笑)」
柳「ん…成澤。来ていたのか。」
成澤「うん!!雅治とかブンちゃん、何も言ってなかった??」
柳「いや…何も聞いていないが…」
幸村「まったく…成澤が来るだなんて、こんな大切な事伝えないなんて…あいつら、そんなにお仕置きされたいのかな??(黒笑)」
成澤「ゆ、幸村君!!雅治達は悪くないから!!私が皆に言っておけばよかったね!!;」
雅治やブンちゃんが危ない!!;
幸村「フフッ…じゃあ成澤がお仕置きだね(黒笑)」
成澤「イヤー!!!!!!(泣)」
幸村君の笑顔、すっごい怖いんですけど…!!
柳生「幸村君、あまり成澤を苛めないでいただけませんか??」
仁王「成澤が可哀想じゃろ…」
…ん??
この2人、何してるのかな??
仁王「何じゃ成澤。人の顔ジーッと見て。」
成澤「…何でひろくんと雅治、入れ替わってるの??」
柳生「何言ってるんですか??私は私ですよ??」
成澤「雅治ってば、敬語似合わないね!!(笑)」
2人とも、顔の雰囲気は似てるけどね。
何で変装し合ってるんだろ…
幸村「へぇ…」
ジャ「あ、あいつ…仁王のイリュージョンを見破りやがった…」
成澤「イリュージョン??」
柳生「ほぅ…俺らの入れ替わりに気づくとは、なかなかやるのぅ。」
仁王「だから成澤には通用しないと言ったでしょう。」
雅治に変装したひろくんは呆れたようにため息をつく。
赤也「だーっ!!早く元に戻って下さい!!言葉使いが違うと変な感じがするっス!!」
赤也の言葉で2人はウィッグを外し、雅治はひろくんに眼鏡を返す。
身だしなみを整えながら、雅治は私に問いかけた。
仁王「何で入れ替わっとるってわかったんじゃ??」
成澤「え…雅治は雅治、ひろくんはひろくんだもん。」
真田「レギュラー達でもたまに騙されるというのに…」
ジャ「すげぇな…成澤。」
幸村「仁王のイリュージョン、成澤には通用しないみたいだね。」
成澤「イリュージョンって何の事??」
仁王「俺は試合中、よぅ柳生と入れ替わったり…プレイスタイルからオーラまで、他の選手になったりするんじゃ。」
成澤「そんな事出来るの!?;」
仁王「まぁお前さんには見抜かれてしまったがのぅ。」
成澤「フフッ…私は雅治が誰に変装したって、すぐに見抜ける自信あるよ♪」
…あれ??私、何か変な事言ったかな??
皆ポカーンとしてる。
仁王「…そうか、それは嬉しいナリ。そんな事言うてくれるんは成澤だけぜよ。」
丸井(く、くそっ…俺もあんな台詞言われて〜!!;)
赤也(可愛い!!///)
幸村「何かイライラするから早く練習始めるよ。」
全員「イ、イェッサー!!!!;」
…皆、気合い入ってるなぁ。←違