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□もしもシリーズ①
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【科学教師→アンダーテイカー編】
キーンコーン、カーンコーン！
キーンコーン、カーンコーン！
はいはい、科学の時間だよ～♪
各自、早く席におつき～？
じゃあ今日は、小生の得意中の得意である解剖学をやるよぉ。
………ん？
お～や、誰だ～い？
こ～っそり逃げようとしているのは～？
ああ、君は確か……
そうそう、美月だったね？
ﾋﾋｯ…先に言っておくけれど
逃げたら狩るからねぇ～？
それが嫌なら、黙って席にお戻り？
まあ、そう尻込みするんじゃないよ。
こう見えて、小生は優しいからね。
行き成り人体はきついだろうから
今日のところは蛙にしておいてあげるよ。
ﾋ～ｯﾋｯﾋｯﾋｯ…！
じゃあ、みんな～♪
お手本を見せてあげるから
小生の隣へおいで～？
ほら、ぐずぐずしてないで早く！
早くしないと、お客さんの生きが下がっちゃうよぉ～？
ﾋﾋｯ…じゃあ、まずは
このお客さんを横に寝かせて
次は、この鋭いナイフで一気に…っ!!
･･･････････････････
･･･････････････････
････････はぁぁ。
なんで、恵梨華は気絶してしまったんだい？
まだ、血の一滴すら流れていないのにねぇ…。
ん～、仕方が無い…。
小生は美月を保健室に連れて行くから
各自、自習をしていること。
カツコツカツコツ…
…やれやれ。
ホント困った子だねぇ。
こんな事ばかりだと
君に単位はあげられないよ？
このまま留年させるのも一興だけど
君が悲しむ顔は見たくないし…。
はぁ…仕方がないね。
放課後、小生の部屋へ呼ぶとしようか。
授業も滞ってしまった訳だし
ここは責任をもって、お仕置きを
イヤイヤ…
ちゃんと補習をしてもらわないといけないよね？
ﾋｯﾋｯ…さ～あ、美月。
小生が直々に補習をしてあげよう。
放課後、小生の部屋を訪ねておいで？
どんな補習になるかは
全て、君の返答次第さ…。
美味しいお茶を用意して
首を長くして待ってるよぉ