骸さん、大好きです。

□ゆーめいくみーはっぴぃ!
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「こんにちは、綱吉君♪」
「ああ、うん。
 ・・・で、何のようだ?」
骸はあのあと、一回外に出て厳寒から靴を脱いで俺の部屋に入ってきた。

「いやぁ、今日、授業でイイコトを習ったので、綱吉くんにプレゼントフォーユーしにきたんです!」
「はぁ?」
っていうか黒曜中ってまともに授業内って聞いたけど。
「僕がぜんっぶ再開させました。」
「・・・穏便な方法だよな?」
嫌な予感がしたので、恐る恐る聞いてみた。
「最初のころは恐怖政治もやむをえないですよね!」
「やむをえなくないわ!!」
予感的中か!
超直感って変なところではたらくな、オイ!
「いや、それは超直感じゃないんじゃないですか?」
骸がまじめな声をだす。

「その心は?」
「僕への愛ですよね、それ!」
笑顔で言い切った!?
「くらえ、ラリアットォ!!」
「うごぶっ」
見事に命中して、骸の顔がめり込んだ。
「さすが俺!」
「いたた・・・、ちょっと、将来君の者になるんですから傷つけないでくださいよ!」
「なにそのナルシストっぽいけどなんか違う理論!?」
「すべては綱吉君のため・・・!」
「なにが!?」
ていうか鼻を押さえながらいったって何もかっこよくないからね!?

「ふぅ、まったく・・・」
「あの、三割がたこれ君のせいなんですけどこれ。何で僕が“これだからパイナップルは・・・”見たいな目でみられなきゃいけないんです!?」
「これだからパイナップルは・・・」
「いつの間にか攻守交替ですか!」
「うんまぁ。

 ・・・あ、それでイイコトってなんだ?」
「突っ込みませんよ?突っ込みませんからね??

 ・・・良くぞ聞いてくれました!」

もったいぶるパイナップルの房部分をわしづかみにする
「わかったから早く言え!」
「わかりました、言いますから話してください!イタタ、痛いですってば!ひっぱるな!」
「ん、」
ぱっ、と房を離す。
それに骸は、
房の部分を押さえながら、
なみだ目になりながら、
それでも笑顔で、
俺に言った。








「ゆーめいくみーはっぴぃ!」
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