舞心唄

□誰よりもイ チ バ ン
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そして、



あなたがね……




哀しくて、



哀しくて…、



とうとう…



翡翠色の雫を瞳に溜めた時…


「なんで……なんで、本当のこと言わないんだよっ」



私も哀しくて…



堪らないんだよ…?



だから…、



だから………





「……泣かな…い…でッ?」



そんなに哀しい瞳に…




映されたら…




私…、






安心して、目を閉じること…



出来ないよ…?





「…ねぇ…、わらッ…てッ…?」




その言葉で…、



「お前の死をッ…お前のッ………死を…ッ笑うことなんてッ出来ねぇよっ!!!」



そう言いながら…



無理に造った…



泣いてるのか、



笑ってるのか、



それとも…怒ってるのか、




分からない酷い顔…。




それが、私には最高の笑顔に見えたんだ。




…ありがとう



冬獅郎…



あなたに出会えて…、




よかった…。




たくさん…



想えた今までに…、




感謝します…。




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