小話☆
□オカンの魅力
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「かすが殿」
武田領地。
鍛練をしていた幸村の目に映るは上杉軍の忍、かすがであった。
「佐助なら今、任務に出掛けてしまったのだが」
「!!何でアイツの名前が出るんだ!!」
「?佐助に会いに来たのではないのか?」
「違う!!
私は謙信様の使いで信玄公に会いに来ただけだ!」
「そうなのか」
「仕事以外でアイツに会う気などない!」
「…そんなに佐助が嫌いか?」
「!?」
「佐助は忍として立派な者だぞ!!」
「……忍としては認めてやらんこともないが…」
「きちっと仕事をこなし言われた事以上の成果も見せてくれる。
それに佐助の作る飯は美味いぞ!!
佐助が洗濯したものはシワ一つないし、掃除も埃など落ちておらぬ!!
佐助と結婚すればかすが殿は幸せ間違いなしだ!!」
「それ忍の仕事じゃないしそれで佐助を売り込むのもどうかと思うが」
終われ。
ありがちネタ?
それから佐助を哀れな眼差しで見るようになる。
幸村とかすがの組み合わせも好きです。
カプではなく姉弟みたいなで。イトコという関係がベスト(何そのこだわり)
幼なじみでもいい。
幸村とイトコの佐助が幸村家に遊びに行ったら隣に住んでるかすがに一目惚れしたらいい。