めいん2

□スクアーロはぴば!
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しばらくすると、部屋の扉がノックされた。


(誰か帰ってきたのかぁ・・・?)


そうおもい、扉を開けると、



「ベル・・・?」


走ってきたのか、息をきらし、全身びしょ濡れのベルが立っていた。


「う゛ぉぉ・・・い、どうしたぁ・・・」

「いっ・・・いま・・・なんじ・・・?」

部屋の時計を見ると、
「0時前・・・58分かぁ・・・?」

「ほんとっ?」

「あぁ・・・いきなりどうしたぁ」


「・・・・・スクアーロ・・・たんじょうび、おめでとっ」

そういって俺に抱きついてくる。

「っおい・・・っつめてぇぞぉ・・・///」


こいつ・・・これを言うためにこんなにびしょ濡れになりながら走ってきたのか・・・。


「あ・・・遅くなって・・・ごめん・・・。昨日から任務あったんだ・・・・・」


顔も雨でびしょ濡れだが・・・


(泣いてたのか・・・?)



「・・・スクアーロ?おこってる・・・?」



・・・・・なんで、



「てめぇはばかかぁ・・・」


ベルを抱きしめかえす。


「・・・っばかじゃない・・・」


そういってベルは泣き出す。



「っう・・・ふぇ・・・・・」

「泣くなぁ・・・」



酒の所為でこっちまで泣きそうになる。




「スクアーロぉ・・・」

「なんだぁ」



「大好きぃ・・・・・ずっと・・・」



・・・・・俺だって、俺の方がお前のこと・・・




「・・・さんきゅ・・・・・」









END
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