NEWStory 2
□ミーティング 3
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「あ〜ぁ、すっきりした♪」
とシャワーを終えた小山が言いながら、キッチンに来た。
「すっきりした？」
「うん。なに作ってんの？今日は。」
「オムレツとサラダ。」
「おぉ♪オムレツ♪」
「でも難しいんだよ、これ。いっつも、どっか崩れんだよ。」
「あぁ、どうせ作るならきれいに作りたいけどね。でもいいんじゃない？美味しければ。」
「……。あぁ〜。ほら、失敗した〜。」
とムッとしている山下。
「大丈夫だって、こんくらい。」
「２つともきれいじゃない…。」
不満ながらもケチャップをかけると、
「あれ？LOVEとか書いてくれないの？」
と小山。
「なんで…。嫌だ！」
「え〜!?いいじゃん、１回くらい。」
「俺、そういうの好きじゃないもん。」
「ケチ。」
「じゃ、食うな。」
「食べる！」
「じゃあ、１個持ってって。」
「いいよ。」
２人で出来上がった朝食を運び、いつものようにカウンターに並んで座り食べた。
「慶、今日は一緒に車で行けるね。」
「うん、そうだね。智久、なんか食べるの早くね？」
「お腹空いたもん、お陰さまで。」
「えっ？」
「『えっ？』じゃないよ。」
「あぁ(笑)。」
「ごちそうさま♪」
「あっ負けた。ちょっと待って………。はい、終わり。ごちそうさま♪」
「じゃあ、慶、洗う人！俺は拭く人♪」
「えっ？」
「負けたじゃん♪」
「あれ？そんな勝負してた？」
「えっ？嫌なの？」
「答えになってない…まぁいいや。洗う人やるよ(笑)。」
「終わり♪着替えよう♪」
と山下。
「俺も一緒に着替えよう。」
「えっ？同じ部屋で？」
「えっ？ダメなの？」
「スケベ。」
「バカなこと言ってんじゃないの。」
「忘れ物はないな…。よし、行こう？智久。」
「うん。」
こうして仲良くミーティングへ…。