NEWStory 2


□取材日の夜
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「もう…終わりなの?あのときのお礼は…」


「まだだよ…。それとも…もういいか?」


手越は抱きついていた体を少し離すと、目を見つめながら


「ダメ。足りないよ。そんなもんじゃ…」


そういうと、自分からキスしていった


舌を絡めあう


首筋にキスしていくのは手越


キスに夢中になっている手越の服を一枚づつ剥いでいくシゲ


シゲが手越の耳元で


「祐也…可愛いよ」


わざとキーワードを囁く


手越の体が桜色に染まっていく


「シゲのバカ早cわざと言った早c」


「わざとだよ」


「なんでだよ早v


「祐也が桜色になって、ますます…可愛いよ」


「茸茸曹ワた言った…もう早v


再び耳元で


「祐也…可愛いよ」


「茸茸早c…もう」


抱きついてきた手越に


「祐也…立って…」


素直に立ち上がる手越


手越がまだ身につけているものをゆっくりと剥いでいく


「そのまま…」


座ろうとした手越を制止した


えっ?っと小さな声をあげる


可愛らしい桃を撫でながら愛していく


「あっ……んっ……や……

あん……はぁ……んふ……

………だ………ダメ……や

っ……シ…ゲ…や…も……

ダメっ!」


力が抜けて体を支えきれずに崩れ落ちそうになる


シゲは手越を抱き止め、ゆっくり座らせていく


シゲの肩に寄りかかる


「ずるいよ、シゲ」


「なにが?」


「シゲだけ、服着てる」


「じゃあ…祐也が脱がせて…」


手越はシゲを見つめたまま、ゆっくりと一枚づつ剥いでいく


「ねぇ…シゲ…立って」


シゲは立ち上がる


手越は立て膝なり、目線を目の前に移す


同じようにゆっくりと剥いでいく


それが終わると、下から見上げてシゲの目を見つめる


そのまま近づき、愛していく


部屋に響く声は手越の声ではなく、シゲの声



「ゆう…や……離せ……ダメ…だっ…て…」


手越は首を横に振った


「バカ……ダメ……だっ…あぁ……も………っ!」


シゲはちょうど後ろにあったベッドに座ってしまった。


「なんで離さなかったんだ、祐也…」


「俺もしてあげたかったから…だから…」


シゲは愛しくなって、手越を抱きしめた


手越はシゲの膝の上に跨がって座った


シゲが耳元で何ごとか囁く


黙って頷く手越


シゲは手越をきつく抱きしめた


「無理すんなよ…」


「だって…いつもシゲがしてくれてたから…だからだよ…」


「別に、いいのに…バカだなぁ」


「バカでもいいもん」


「クスッ可愛い。」


「茸茸巣Vゲ…シゲに言われてこんなになっちゃうのが直らなかったら、どうする?」


「それはそれでいいよ。この…白い肌が桜色になる…きれいだよ。」


「シゲも変なヤツだね。男に対してきれいだなんて…」


「きれいに男も女もあるかよ。」


「俺はもっとカッコいい男をめざしてるのに、シゲに可愛いって言われる度に、ちょっとづつ萎える…」


「女にだってカッコいいヤツがいるのと一緒だな。」


「あぁ」


「いろんな要素があって手越祐也なんだ。どれが1つ違っても、今の手越祐也はない。全部、おまえだから全部受け入れなくちゃ。」


「シゲ…愛してる早v


そういいながら、抱きついた。
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