NEWStory 2
□CM撮影日
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今日はCM撮影のため、一日スタジオに缶詰。
「おはようございます。」
2人、3人とスタジオに集まってきた。
「おはよう♪昨日は楽しかったね。」
と山下。
「昨日は、ごちそうさまでした♪結局、おごってもらっちゃって。」
と、手越。
「いいよ。誘ったの俺だし、年上だしね。」
「今度はみんなで、食べに行きましょうよ。」
「そうだね。リョウちゃんと慶がヤキモチ妬くからさ。」
と、山下が言うと、あとから入ってきた小山が自分の名前を耳にして尋ねた。
「えっ?俺がなんだって?」
「慶ちゃんが、ヤキモチ妬くから、今度はみんなで行こうねって話。」
「あぁ、昨日のだろう?まあ、手越とシゲは別として、トモヒサとまっすーの写メには参ったよ。ドキドキしたもん。」
「ちょっとイタズラしただけだったんだけどね(笑)。リョウちゃんも物凄く怒ってたもん、メールで。」
すると、錦戸が、
「当たり前やろ!なんも怒らんほうが、おかしいやろ!」
「今も、めっちゃ怒ってるけど(笑)。見て、ほら。」
昨日の錦戸からのメールを小山に見せた。
「あっ、ホントだ、めっちゃ怒ってる(笑)。」
「そうやって笑ってる小山はどうやねん。」
「あっ、慶も何気に怒ってたよ、リョウちゃん。」
「せやろ?メール、見せてみぃ。」
「はいよ。」
小山からのメールを見た錦戸は、
「小山、パンチ、食らわしてるやんか(笑)。」
「だって、いくら、まっすーとはいえ…あんなに近づいたら…。」
「ほら、また怒ってる(笑)。」
と山下は笑った。
「冗談なんだから。ねぇ?まっすー。」
「そうだよ。リョウちゃんも小山もご心配なく。」
「だって、昨日、『リョウちゃんが好きなんだもんね?』って言ったら、まっすーなんて真っ赤になって照れてたもん。」
「そうなんか?」
と、嬉しそうな錦戸。
「うん。」
増田は真っ赤になって頷いた。