NEWStory 2


□ミーティング 3
1ページ/14ページ



♪♪♪♪♪


携帯の目覚ましで起床。


「おはよう…慶。」


「ん…おはよう…智久。」


「「ん?言い方、変わった!!」」


「えっ?なんで?智久…」


「っつうか、慶、変わったじゃん!今まで、ひらがなちっくだったのに、言い方が。」


「突っ込まれても困るよ…。って、智久だって一緒じゃん(笑)。」


「えっ?…そうだった?俺も、ひらがなちっくだったぁ?マジで!?」


「そうだよ(笑)」


「えー!?……いつまで笑ってんだよ、もう!」


「可愛い。照れて赤くなってる♪」


「やめてくれ!」


と叫んで枕に突っ伏してしまった。


「寝ちゃダメだよ(笑)智久。」


「寝ないよ!……ショックだ…。」


「そんなにショックだったの?」


「そうだよ…。慶はショックじゃないの?」


「いや?別に?」


と言う小山の言葉に、ガバッと起き上がり、


「うそ!?」


「だって、しょうがないじゃん。そう言っちゃってたけど、今は違うもん。いいじゃん。」


「慶って…ある意味すごい♪」


「そう?それは喜んでいい?」


「うん。」


「ありがとう。」


「俺、シャワーしてくる。あっ!忘れ物♪」


「なに?」


チュッ。


「おぉ♪朝から魅惑のキスがもらえた。」


喜んでいる小山を尻目に、ニコニコして山下はシャワーを浴びに部屋を出て行った。






シャワーを終えて部屋に戻って来た山下。そーっとドアを開け様子を伺うと、案の定、小山は二度寝していた。


「やっぱり…。」


前もそんなことがあった。今度はどうしてくれようかな?


「起きろ!こら!」


小山の耳元で叫ぶ。


「うわぁ!!」


「二度寝した罰だ!!」


「びっくりした〜。」


「早く起きなよ。さっき、ちゃんと起きたと思ったから、キスしてあげたのに!」


「あっごめんね。ふぁ〜。」


「あくびしてないでシャワー!」


「はい、了解です。」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ