NEWStory 2
□ミーティング 3
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♪♪♪♪♪
携帯の目覚ましで起床。
「おはよう…慶。」
「ん…おはよう…智久。」
「「ん?言い方、変わった!!」」
「えっ?なんで?智久…」
「っつうか、慶、変わったじゃん!今まで、ひらがなちっくだったのに、言い方が。」
「突っ込まれても困るよ…。って、智久だって一緒じゃん(笑)。」
「えっ?…そうだった?俺も、ひらがなちっくだったぁ?マジで!?」
「そうだよ(笑)」
「えー!?……いつまで笑ってんだよ、もう!」
「可愛い。照れて赤くなってる♪」
「やめてくれ!」
と叫んで枕に突っ伏してしまった。
「寝ちゃダメだよ(笑)智久。」
「寝ないよ!……ショックだ…。」
「そんなにショックだったの?」
「そうだよ…。慶はショックじゃないの?」
「いや?別に?」
と言う小山の言葉に、ガバッと起き上がり、
「うそ!?」
「だって、しょうがないじゃん。そう言っちゃってたけど、今は違うもん。いいじゃん。」
「慶って…ある意味すごい♪」
「そう?それは喜んでいい?」
「うん。」
「ありがとう。」
「俺、シャワーしてくる。あっ!忘れ物♪」
「なに?」
チュッ。
「おぉ♪朝から魅惑のキスがもらえた。」
喜んでいる小山を尻目に、ニコニコして山下はシャワーを浴びに部屋を出て行った。
シャワーを終えて部屋に戻って来た山下。そーっとドアを開け様子を伺うと、案の定、小山は二度寝していた。
「やっぱり…。」
前もそんなことがあった。今度はどうしてくれようかな?
「起きろ!こら!」
小山の耳元で叫ぶ。
「うわぁ!!」
「二度寝した罰だ!!」
「びっくりした〜。」
「早く起きなよ。さっき、ちゃんと起きたと思ったから、キスしてあげたのに!」
「あっごめんね。ふぁ〜。」
「あくびしてないでシャワー!」
「はい、了解です。」