詩巻物

□†我心
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『我心』

時は満ちた 我 覚醒める
漆黒の闇 満月の夜に…


孤独を愛し
夜を愛する
闇の住人

光り輝く
日輪を拒み 拒絶する


あの輝きは とても…
とても 好きだけど…

目が

肌が

体が

陽の光りを拒絶する


闇夜に輝く月鏡は
美しく 魅れる

真夜中の闇を照らす
静かな 輝き


白銀に染まる 夜の世界
此を裏と するならば…

表は…

明るく輝く 陽の世界
希望と未来を示す場所



我が心は 雲のように
さ迷って 掴めない……

何処までも
果てない
闇を
歩いている


此処は何処?


迷い 冷たく 醒めた心は
光りを求め 願う


満月の夜に 我は問う

此処は何処だ?

何故 此処に居る?


答えは……でない


光りを求め 願う
闇夜を照らす あの輝きに

白銀に染まる 月鏡よ…
我が願い………
叶えてくれますか?

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