小話

□零僕
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(学園女体化えろ注意。)



「……んっ」

人気のない教室で
零崎の手が僕の身体を這う
制服はめくり上げられ、下着はずらされ、あらわになった僕の上半身を、奴は躊躇う事なく撫で回す。

「や、め…人が来ちゃう…あっ」
「いーたんが声出さなければ大丈夫だろ?」
「んん!……やだ…そこだめ…」
「かはは、巨乳なのに感度いいなー」
「ふぁ…、や、ん…!」
「可愛いよ、いーたん」

何で僕は神聖な教育機関である学校でこんな事をされているんだろう、と頭の片隅で思う。
そうだ、目の前のこいつが悪い。
僕が図書館で助けられたお礼に
何でもいいよって言ったら
告白されて、僕も気になってたから付き合った
そこまではいい。

付き合い初めたら、人目のない所では学校でもキスしてきたり抱きしめられたりした。
それならまだしも挙げ句の果てには胸を触られたり揉まれたり、スカートをめくられたり脱がされそうになったりのセクハラをされるようになり
そろそろまずいと思っていた矢先にこの様だ。

…まぁ、そう思ってはいても
強く言えないどころか、少し楽しんでいる自分がいるのが一番の問題かもしれないが。


「っ、こんな、こと…ばれたら問題になる、あっ」
「かはは、それがいいんじゃないか」
「…な、ばか……んっ」

唇をふさがれる
ゆっくりと入ってきた舌は、僕の口の中を犯してぐちゃぐちゃにする

「は、はぁ……もし、誰か来たら?」
「かは、かくれんぼだな」
「楽しそうだね…あん!」

スカートの中に手を入れられ、下着越しにそこを触られる。
思わず崩れ落ちた僕を、零崎は軽々と受け止めた

「休憩?」
「ふは…学校、出ようよ…ここじゃ、やだ…」
「まぁ確かに教室だと広すぎて落ち着かないな。よし」

零崎は僕に自分の上着を被せ、
お姫様抱っこをして保健室へと連れて行った。
鍵は壊れているようで、零崎は僕をベッドへ運ぶとカーテンをしめた。

「ちょ、ここ、学校内…」
「まぁまぁ。保健室でえろいことするのって興奮するだろ?」
「……見つかったら零崎のせいだからな」
「大丈夫さ」
「何を根拠に…ん」

キスされ下着を脱がされる
ベッドにはシーツだけで掛け布団はない。

「急に誰かが来たら隠れる場所はベッドの下しかないな」
「二人も入れるかよ…あっ」
「かはは、いーたんのここ、すげー濡れてる。我慢してた?」
「ひあ…っ、違うもん……」
「説得力ないな。身体は正直なのに」
「んん…はぁ…」
「いーたん、脚開いて」
「えっち……」
「その言い方えろい」

僕の中に零崎の指が入ってくるのがわかる
ぐちゅ、と卑猥な水音が耳元を這っていく
刺激される度に背筋に快感が流れ、息がつまりそうになる

「ひとしき、も、だめ…っ、はやく…」
「うん、俺も限界……、入れるぞ」
「ん…、あっ……」


零崎が腰を動かすのに合わせて快感が強くなる
僕は何度も零崎の名前を呼びながら
そのうねりに飲み込まれていった


+++
後日談。

「いーたん、今夜学校でえっt「却下」
「じゃあ胸m「駄目」
「…つれないな……」
「今までがおかしかっただけだよ。そういうのは家!」
「むー…あんまりお預けしたら人前で襲うぞ」
「まったく…じゃあ学校では一日ハグ3回まで。それ以外学校でえろい事はしない。……家でなら、その……いいから……。これでいい?」
「……いーたん顔真っ赤」
「うるさい!これで文句ないだろ!」
「かはは、わかったわかった。我慢する。とりあえず一回目のハグいいか?」
「……ん」
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