小話

□中学生×家庭教師
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番外編 出夢と舞織
人識がER3に行く前の話


「いおりんいおりん。らぶー」
「らぶー」
「はぐー」
「きゃー」
「ぎゃはは、ああ、何か納得したな今」
「んー?何がですかぁ?」
「舞織って理澄と似てるんだよな」
「そうですかね?」
「うん。そういう所が」
「うぬー。出夢君は本当に理澄ちゃんが好きですね。いおりちゃんはちょっぴりじぇらしーです」
「ぎゃはは、もちろん舞織の事も大好きだぞ」
「うふふ、照れちゃいますよう」
「ところでさ、舞織ちゃん。最近入り浸ってる人識のそっくりさんってどうなったんだ?」
「ああ、家庭教師のお兄さんですねー。人識君ってば始めは私の事追い出したくせに、今は間を持たせるために一緒にいるように言うんですよ?全く自分勝手なお兄ちゃんですよね」
「ぶっ、ぎゃは、ぎゃはははははははは!!ちょ、まじで?ぎゃはははははははは、やば、笑いとまんねー、あいつヘタレすぎ、ぎゃはははは!」
「笑いすぎですよぅ。まぁヘタレって所には同意しますけどね」
「いやー、も、何なんだ?自分からちゅーしといて気まずくなったから妹巻き込むって…くく…」
「え?キスまでしちゃったんですか?!」
「らしいぜ。そして舞織にはばれてないと思ってる所がさいっこーに笑えるぜ。よりによって僕に相談するなんてな」
「うふふ、出夢君、悪い顔してますねー」
「まぁ、それでこそ人識だけどな」
「そうですよ。自慢のお兄ちゃんなんですから」
「ぎゃはは、舞織は本当に人識が好きだなー。出夢君はちょっとじぇらしーだぜ」
「ちゅーします?」
「よっしゃ、5分は離さねぇ」
「もー!」


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シスコン彼氏とブラコン彼女
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