ベイブレード2009外伝@

□拍手
1ページ/2ページ

1.色彩の才能のなさ

「はぁ」
「どうしました、ヴェルさん?」
「キョウジュ様」
「何か悩みが?」
「実は、お嬢様が私の顔を見て下さらないんです」
「え、何かあったんですか?」
「私はただ…」
「…?」
「ただ、あの危険な服をやめて頂こうと代わりのワンピースをご用意しただけですのに」
「…因みにどんな服を」
「オレンジ色の…」
「それはダメですね」


だってお嬢様は髪がラベンダー色。



2.タカオの家事

「…なあ」
「なぁに、タカオくん?」
「何、このジャングル」
「洗濯物。雨だからってしない訳にはいかないから」
「そうじゃない。換気扇かけて風呂場に干すんだぞ」
「そうなの?」
「ああ。それからズボンは裏返してワイシャツは襟を立てて干すんだ」
「……」
「何?」
「意外と家庭的」


タカオはやれば家事が出来る子だと思う



3.しりとり

「何をしている」
「あ、カイ」
「しりとり。カイもやらねぇ?」
「下らん」
「いいじゃないか。案外楽しいぞ」
「じゃあ仕切り直して。“バナナ”。次はレイな」
「えと…“梨”」
「…“市”市町村の」
「それありかよ、カイ」
「まぁいいヨ。“四季”」
「“キジ”」
「“時価”」
「“蚊”虫の」
「“柿”」
「またキかよ?き、“木宮タカオ”」
「“オカズ”」
「“図”設計図の」
「“図式”」
「キ、“着物”!」
「“望み”」
「“実”木の実の」
「“三日月”」
「キ、キ、“今日”」
「“歌”」
「“田”田畑の」
「“滝”」
「キ、キ、“キリン”!」
「はい。タカオの負け」
「当然の結果だ」
「じゃあタカオ、道場の掃除は任せるネ」
「待て。いつからそんなルールになった」



タカオが負けた時からです。因みに順番はタカオ→レイ→カイ→マックス→タカオ…でした。



4.父の夢

「……」
「わぁお♪不機嫌なオーラ全開だね、カイ」
「そう思うなら今すぐ出ていけ」
「昔は怖い夢見ると父様のベッドに潜り込んできたじゃないか」
「捏造するな。妄想か」
「ホントだよ〜」
「竹取の処へ行った覚えならあるぞ」
「カイ!?」


カイがいなくなっちゃう怖い夢見たのはススムの方。



5.似ている口調

「太るぞ、立花ヒロミ」
「煩いわよ、リン」
「事実だ」
「リンやカイやユーリ達の口調って皆似てるわよね」
「ふざけるな。あんな連中と似ていて堪るか」
「幼なじみは伊達じゃないのねー」
「聞けよ話を」


似てますよね。文章興す時にちょっと困る。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ