「何処、だ?ここは・・・」

辺りを見回しても白い世界が広がっているだけ。

気を抜いたら、立っているか座っているかも分からないような感覚に陥ってしまいそうだ。


「チッ、地に足ついてねーと生きてる心地がしねぇっつってんのに。」


つい先ほど言った気がする台詞を呟いて、ふと気づく。
もう生きてはいないのだと。


この性分だから、きっと長生きはしないだろうとは思っていたが、まさか自分が天蓬より先に死ぬなんて。

そんなことを思いながら苦笑を洩らす。


アイツは、腕は確かなヤツだから、遺して来たこと、決して後悔はしていない。



ただ少し、


少しだけ、心配になってしまっただけ。


少しだけ、愛しさに心が痛むだけ。







―――――全身全霊で愛していたから。







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ち、中途半端!!
酷く残念な感じに・・・・


ただ、外伝4巻読んだら書きたくなっただけなんです。



御題は確かに恋だった様より


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