ユンジェ☆

□『初めての心 *2*』
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シャワーを浴び終えたジェジュンが、部屋に戻ってきた。




俺は咄嗟にチャンネルを変える…っ。




ユチョンじゃないけど…、前の男が同じ業界にいると、こうして目にする事があるから、嫌な気持ちになる…。




過去の事なんだから、仕方ないとはいえ…。




「ユノ?どうしたの?暗くない?」




ジェジュンは俺の隣に座り、心配そうに見つめてくる…。




俺はジェジュンを抱き締めた。




今、この腕の中にいるジェジュンは…俺のものだ。




「ユノ〜?どうしたの?」



腕の中のジェジュンが、優しく『ぽんぽん』と、俺の肩を叩いた…。




俺はジェジュンの唇に、唇を重ねた…っ。




何度も…、両想いになってから…何度も重ねたけど…。




俺より…っ




前の恋人…



あいつとのキスの方が、俺より多いのかと思うと…




子供みたいに対抗心が湧き出てくる…っ。




「ん…、ユノ…」





「ジェジュン…っ。愛してる…」




あいつより…俺はジェジュンを愛してる…っ。




風呂上がりのいい香りのするジェジュン…。




唇でうなじを這いながら、下に移動する…。




「ん…、あ…ん…」





ジェジュンの吐息も、心も、身体も…





俺だけのものだ…っ。
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