ユンジェ☆

□『初めての心』
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「ジュンス、ジェジュン見なかった?」



ユノにぃがそわそわとしながら、ジュンスに聞いた。


「あー、なんか…、食材が足りないとかで、スーパーに言ったよ」



「そうか…」



ユノにぃはそう答え、玄関の方へと足を向ける。




「…ジュンス」



「何?ユチョン」



ユノにぃがリビングから出ていったのを確認してから、おれはこっそりとジュンスに言う…。



「ユノにぃってば、ジェジュンにぃの姿が見えないと、すぐソワソワして探しだすよね」



「…確かに」



「なんか…、可愛いよね」


ジェジュンにぃと、片時も離れていたくないのかな〜、ふふ…。



「可愛い、なんて言って…。
ユノにぃに聞かれたら怒られるぞ」



「大丈夫だよ。さっき玄関の方に向かったでしょ?きっとジェジュンにぃを迎えに行ったんだよ」



ユノにぃの前の彼女達が見たら、どう思うだろ…。


幻滅する…?



ううん。羨ましくってジェジュンにぃ…恨まれちゃうよ。





少し経つと、玄関の開く音がした。



「ただいま〜」



ジェジュンにぃが帰ってきた。



「おかえり。ジェジュンにぃ」



後ろには、食材の入ったビニール袋を持ったユノにぃ。


その姿は、まるで新婚夫婦。



「…ほらねっ」



俺はジュンスに耳打ちした。



「ユノ、ありがと」



「はい、ジェジュン」



食材をジェジュンにぃに渡すユノにぃ。



にこにことジェジュンにぃと他愛のない会話をするユノにぃは、とっても幸せそう…。



見てるこっちが恥ずかしくなる…。



いつもはリーダーっぽく、カッコ良く決めているのに…。
(たまにオチャメだけど…)



「後はおれがやるから、ユノはくつろいでて」



「あ…、うん…」



料理の手伝いをしたかったのか、ガッカリそうな声のユノにぃ…。



俺たちのいるリビングのソファーにやってきた。



俺とジュンスが、ついユノにぃを見てしまうと…



「なんだよ」



ギラッとした瞳で睨まれる。



「えっ、なんでもないよ!?ねぇっ?」



「あ…、うん」



白々しく顔を背ける俺とジュンス…。





…その後、チラッとユノにぃを見ると、俺たちの為に料理をしてくれているジェジュンにぃを…



愛しそうに見ている。



さっき、俺たちを睨むように見た瞳とは大違い…。
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