ユンジェ☆
□『それぞれの心…』
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ユノはもう一度軽く
『チュッ』
と唇にキスをすると、腰を浮かした。
「じゃ、明日も早いから寝るよ」
「え…、あ、うん」
おれの腕から離れるユノに…、寂しさを感じる…。
「おやすみ、ジェジュン」
「おやすみ、ユノ…」
ユノはおれの部屋から出ていく…。
ユノと相思相愛になってから、もうすぐ1ヶ月…。
でもユノは…、おれにキス以上のことはしようとしてこなかった…。
『愛してる』
ユノのその言葉に…、嘘は無いと思う。
でも、男と…身体を重ねるのには、抵抗があるのだろうか…?
今までユノは、男に興味はなく綺麗な女性としか付き合って来なかった…。
一度はおれと身体を重ねたとはいえ、あの時は酔っていたし…。
心では…おれを好きだと思ってくれていても、身体が拒否してるの…?
考えれば考えれるほど…
不安になる…。
ユノと身体を重ねたい…。
でも…、ユノがその気になってくれるまで…
待ってた方が…
いいんだよね…?