チャンジェ☆
□『 結婚 』
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「ジェジュにぃ」
宿舎のジェジュにぃの部屋。
ベッドに座るジェジュにぃを、後ろから抱きしめた…。
「なに〜?チャンミン」
ジェジュにぃの胸にまわした俺の手の甲に手を添えて、ジェジュにぃは優しく俺の名前を呼んだ。
その優しい声が…いつまで俺の隣にあるだろう。
「ジェジュにぃは…」
いつかは結婚したいと思ってる??
…その言葉が、のどの奥で止まる。
聞きたいけど…、聞きたくない…。
『いつかはしたい』
そんなことを言われたら…、俺はどうすればいい?
「なに?どうしたの?」
言葉の途中でとまってしまった俺を、不思議そうに振り返る。
優しい笑顔を浮かべて…。
ジェジュにぃは、両手で俺の頬を包んだ…。
あたたかいジェジュにぃの手…。
その手を取って、手のひらにキスを落とした。
「ん…、くすぐったいよ」
手を引こうとするジェジュにぃ…。
その手が俺の手から離れようとした時、心臓に冷たい風が吹いた…っ。
俺は離れようとした手を、ぎゅっとつかむ。
「チャンミ…っ?」
ジェジュにぃを抱き込んで、俺の名を呼ぶ唇をふさいだ…っ。
そのままベッドへ押し倒し、嵐のようなキスをジェジュにぃに浴びせた…。