チャンジェ☆

□『想いは夜に…』
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舌で刺激しながら唇を上下に動かす…。


顎が疲れてきた…。



でも、チャンミンの最後が見たくて一生懸命続けた。



「ジェジュにぃ…っ、もう…」



チャンミンが苦しそうな吐息を漏らす…。



もうすぐかな…?



「もう…イクから…、離して」



引き離そうと、チャンミンは震える手でおれの頭を掴む…。


おれはより一層動きを早めた。



そして口を動かしながら、チャンミンの顔の方を見上げた。



「いっていいよ…?」



そう言った瞬間、チャンミンの端正な顔が少し歪み…


チャンミン自身が弾けた…。



おれはそれを口で受け止める…。



初めて口にするそれは、独特な味で…少し苦い。



全てを受け止める事は出来ずに、口の端から零れ落ちてしまう…。



「わぁっ!ジェジュにぃ、ごめんっ」



チャンミンは急いでティッシュを取り、口を拭いてくれた。



「…もしかして、ちょっと飲んだ?」



「うんっ」



おれはチャンミンを気持ち良くさせて上げれたことに、満足して微笑む。



「ジェジュにぃは、こんなことしなくていいのにっ」



チャンミンが脱力して言う。



「え?なんで?俺だってチャンミンを気持ち良くさせたいもん」



いつも、おればかりがチャンミンに溺れさせられてるから。



「チャンミンがおれの口で最後までいってくれたのが、すごく嬉しいっ」



ふふふ…、なんか達成感がある。



にこにこしてチャンミンを見つめ返すと、あることに気付いた。



「チャンミン、またおっきくなってるよ…」



さっき弾けたばかりだというのに…。
チャンミン自身は、はち切れんばかりに大きく存在感を主張していた。



おれは目を丸くする。



「ジェジュにぃのせいだよ…」



ベッドに押し倒される。



「夜はまだまだこれからなんだからね…」




耳許で囁き、深く唇を重ねてきた…。
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