疾走す

□002 夏季講習
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通古賀のバス停に鏡は立っていた


西鉄バスが停まり 運転手がドアを開き 鏡に乗車をうながすが鏡は反応しなかった


後ろからプリウスがクラクションを鳴らしたので 鏡はプリウスの助手席のドアを開けた


「パパ!しばらくぶり!」


「鏡、鳥栖にステーキ食べに行こう。その後お前を食べたいな」


鏡のパパは 飯干と鏡に名乗り 博多に転勤になり 家族は東京にいて 今シングルライフを満喫している


飯干は 右折車線に入り 筑紫野バイパス経由で 鳥栖のステーキハウス花やしきに向かおうとしていた




「このお肉切れない…」


鏡は飯干に甘えた声で言い 飯干は鏡のナイフとフォークで肉を切った


「お前の甘えた声に弱いんだよ」


「飯干さん 器用ー」


「鏡にならどんなこともしてあげる」


「ホント?」



飯干の裸の胸を触りながら 鏡はケータイの写メを見せた


「この女の子 鏡をいじめるの」


「どれどれ 可愛いけどな。鏡をいじめるなら許せないな」


「この子に復讐してくれたら 嬉しい」


「するよ」


鏡は微笑み 布団に隠れてるパパの中心部に顔をやり愛撫を始めた
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