一つ目の物語

□標的14
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 9月7日


「もー秋か〜」



昼休みの時間

ツナ、山本、獄寺、霧雲は屋上で昼飯を食べていた


「夏休みもあっという間に終わって何かさみしーなー」

『そーですね〜』

「補習ばっかだったしな」

『それは貴方達が悪い』

「ハハッ」


「アホ牛がブドウブドウって最近ウザくねースか?」


言いながら煙草に火を付ける


「栗もうまいぞ」


ツナに毬栗が刺さる


「いだ!いだだ!!

リボーンだな!」


涙目になりながら振り向くと毬栗のコスチュームを着たリボーンがいた

毬栗のコスチュームは本物と同じく頑丈にできているらしく、ツナの腕に刺さると痛かった


「学校に出没するなって言ってんだろ!」


一瞬で着替えたリボーンに訴える
しかしリボーンは無視だ
そしてリボーンはとんでもないことを言い出す




「ファミリーのアジトを作るぞ」



「へー
面白そうだな
秘密基地か」

「子供か、おめーは!」


子供染みた山本の発想に獄寺は怒りまくる


「アジト、いーじゃないスか
ファミリーにアジトは絶対必要っスよ!」

「ちょっ まっ」

「決まりだな」


ツナが話に入れずにいる間に決まってしまった


「どこに作るんだ?
裏山か?」

『それはないと思います』

「学校の応接室だ

応接室はほとんど使われてねーんだ
家具も見晴らしもいいし、立地条件は最高だぞ」




三人は立ち応接室へと向かった




『リボーン、何かあるんですか?』

「行けば解るぞ」

『うわぁ…嫌な回答ですね……』




霧雲も三人のあとに続いた













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