一つ目の物語

□標的13
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 9月5日


霧雲はツナの家へと急いで帰っていった





一方、ツナは不治の病、ドクロ病にかかって大変な事になっていた

リボーンが医者を連れてきたが男は治さないとのこと

「シャマルさん!おねがい!助けて〜〜!!
まだ死にたくない〜〜!!しかもこんな不様に〜〜」

医者、Dr.シャマルに抱き着いて治してくれと頼む


「おいコラ!
男が抱き着くな!
虫酸が走る!!

オレは100万の患者を診てきたが男は一人もいねぇ
例外は0だ
いままでも、これからもな
諦めてくれー」


抱き着いているツナを引っぺがす


「かわいそうに


プ」


ビアンキは口に手をあて、嘲笑うようにニヤける


「喜んでるよなあ!
おまえ!!」



「ビアンキちゃ〜ん!」

「! しつこい」




バンッ


『綱吉死んでないですかっ!!?』


「霧雲!!」


玄関をおもいっきし開けてツナを捜す


『綱吉!!

ハァ……よかった
死んでない…』

「霧雲…(悲しがってくれた人がいたよ)」


ツナは霧雲が心配していてくれているのだと思い、感激する


『体見せてください!!』


ツナに顔を近付け、満面の笑顔で頼む


「え…………?」


唖然とするツナ


『以前死ぬ気になってた人で綱吉と同じようにドクロ病になった人がいるんですよね
その時に体の恥事面白かったんですよ
だから綱吉のも見たいんです!!』

「んなっ!!」


ツナは感激したことがバカらしくなった


「霧雲じゃねーか」


シャマルがいつの間にか霧雲の後ろにまわり、肩に腕を回している


『お久しぶりですね』


霧雲はシャマルを見ず言う


「久しぶりだな
再会のチューしてあげる」

「ちょっ、あんた動物ですか!!
っていうか霧雲に近づかないでください!」


慌ててツナが霧雲とシャマルの間に割り込む


「何でだよ
お前カンケーないだろ

あと5分で死ぬんだし」


ぐさ


シャマルの言葉がツナの心に重く突き刺さる
















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