一つ目の物語

□標的12
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 9月3日


始業式早々寝坊しているツナを置いて学校に行く霧雲

少しは早く起きれないのかと疑問に思いながら道を歩く


学校近くを歩いていると何かが隣を擦り抜けていった


前の方を見ると死ぬ気状態のツナが走っている




 何かを引っ掛けて





『何だったんでしょう?』


霧雲は気になったが、気にせず歩き出す





校門までつくとツナ、京子、それに白髪の男の人がいた


『京子ちゃーん!』


霧雲は京子を呼びながら三人のもとへ走る


「霧雲ちゃん!!おはよぅ!」

『おはようございます』


京子と霧雲が話をしている間にツナは白髪の人に肩を掴まれた
それを京子は止める


そして白髪の人は教室へと行ってしまった


『京子、あの人誰ですか?』

「私のお兄ちゃんだよ!」

『へぇー(似てませんね?)』





























 放課後


霧雲はツナに捕まってボクシング部の部室にきていた

と、いうのもツナは部活に入るのが嫌で断るつもりだが、一人で来るのは嫌だとか


『(何で私が…)
ほら、行きますよ』


頭を抱えて何か考えているツナに言う


その時京子の兄、笹川了平が現れた


「おお 沢田、まってたぞ!」


いきなりのことで驚くツナ


「お前の評判を聞き付けてタイからムエタイの長老まで、かけつけているぞ」


その言葉に目を丸くする


「パオパオ老師だ」

「パオー―ン!」


了平が指したのは象の帽子にボクシンググローブをつけたリボーンに象の格好をしたカメレオンのレオン


『…………』


霧雲は無言でツナは白目を向いている












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