一つ目の物語

□標的8
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霧雲がツナの部屋に入ると、一番最初に見えたのが
顔一杯にカブトムシが張り付いているリボーンだった

そのため、霧雲は驚き叫んでしまった




『リボーン!それはないでしょう!びっくりしましたよ!?』


カブトムシを指差す


「夏の子分だぞ」


「リボーン大変だー―!!」


「『ん?』」


一階の方からツナの声が聞こえる

階段をのぼる音が聞こえ、ツナが焦った様子で入ってきた
そしてカブトムシのリボーン(←意味不)を見て絶叫するツナ



「おまえ樹液分泌してんのー!!?」

『えっ!そうなんですか!!?』


霧雲はツナの言葉を信じてしまう


「んなわけねえだろ。
これはオレの夏の子分達だぞ。情報を収集してくれるんだ

おかげで情報がつかめたぞビアンキがこの町にきてる」

『!』

「ビアンキ…?誰だよ、それ」

「昔の殺し屋仲間だ」

「なんだってー!?」


その時、チャイムがなった
ツナは半信半疑だったが、一応玄関へと向かった


『リボーン、今のってビアンキの声じゃ…』

「そうみたいだな
下にいくぞ」


リボーンと霧雲は階段を降りてツナのもとへいく

そこにはピザをもった桃色の髪でガスマスクをした人と、苦しんでいるツナがいた

リボーンはピザを銃で撃つ


「ちゃおっス ビアンキ」

『お久しぶりです』


「リボーン、霧雲」


ビアンキと呼ばれる人はガスマスクをとる


「むかえにきたんだよ
また一緒に大きい仕事しよやっぱりあなた達に平和な場所は似合わない
あなた達のいるべきはもっと危険でスリリングな闇の世界なのよ」

「言ったはずだぞビアンキオレにはツナを育てる仕事があるから無理だ」

『私もリボーンと同じで無理です』


そうするとビアンキは黙ってしまった
鼻を啜る音が聞こえ


「かわいそーなリボーンと霧雲」

「え?」

「この10代目が不慮の事故かなにかで死なない限りリボーンと霧雲は自由の身になれないってことだよね」

「んなぁー―っ!?(それでオレ殺そうとしてたのーっ 考え方おかしーだろー!!)」


ビアンキの発言に困るツナ


「とりあえず帰るね
10代目をころ…10代目が死んじゃったらまたむかえにくる…」

『アッリヴェデールチ』


殺すといいそうになったビアンキだが、なんとか持ちこたえて去っていったビアンキだった









アッリヴェデールチ=Arrivederci(イタリア語)=さようなら、ではまた、等
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