一つ目の物語

□標的6
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 7月2日




「答えは…」

『(困ってる綱吉カワイイですね)』

「さ…… 3?」


『はずれ』


ドオンッ


「んぎゃあぁあ」



今はツナの勉強中

霧雲はツナとリボーンから少し離れ、勉強を教えていた


『(いや、だって爆発が凄いんですもん)』


意外とちゃっかりしている霧雲……







「どこに答えをまちがえるたびに爆発おこす家庭教師がいるんだよ」

「ここにいるぞ」


リボーンは平然と答える


「これがオレのやり方だ」

「まちがってるよソレ!!」


リボーンの周りには沢山の、
一問につき、一つの爆弾がある


『小遣いアップのためにテスト勉強がんばるって言ったじゃないですか』

「このままじゃ小遣いがあがるまえにオレが昇天しちまうよ!
てか、霧雲なんでここにいるの!?」

『今頃の話ですか。ツッコミ遅いですね
私が家庭教師だったの忘れてたんですか?私だってちゃんとした家庭教師ですよ』

「そういえば……」


霧雲は頬杖をつき、ツナの参考書を見る


『んじゃ、今のおさらいしますよ』

「そうだな」

「死(チ)ねリボーン」

「『ん?』」


声のした窓のほうを見ると木の幹に乗ったボンバーヘッドに牛の角、牛の柄のタイツを着た子供がいる


「んなっ!!?
おいリボーン!あれ!」

『………』

「まずターゲットとなるのは、この数字だ」

ツナは牛っぽい子供に焦りリボーンに知らせるが、当のリボーンはツナの話を聞かず、問題のやり方を教えている



牛っぽい子供は銃を出し、リボーンに撃とうとするが弾がはいっておらず、不発となった。
そして木は子供の重さにたえられず折れ、子供共々落ちた









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