一つ目の物語

□標的3
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『あれ…綱吉は何処に行ったんでしょう?』

花と話しているとツナがいないことに気がついた

「さぁ サボりじゃない?」

『綱吉がですか?有り得ません!あの子はあれでも真面目な子なんです』

「あんた誰よ…ι」

『霧雲です!』

真剣な顔で答えた

「いや、そーゆう意味じゃなくって… ハァ…あんたに言っても無駄よねι」

『? よくわかりませんけどまぁいいです 綱吉のところに行ってきますね』

「今から行くの!?チャイムなっちゃうわよ!?」

『授業より綱吉です!』

そう言い、教室を出てってしまった

「…ハァ……」

花の溜め息は周りの煩い声で消えていった














『何処でしょうか…
一応ボス候補なんですから一人でいるのは危険なんですけど…』

霧雲は廊下を歩いていた

「霧雲」

『ん?』

声のした方を向くとリボーンがいた

『あ、リボーン 綱吉しりませんか?』

「ツナならあそこだぞ」

リボーンは外を指す

リボーンが指差した方にはツナと転校生の獄寺がいた

『あ…スモーキンボム……』

見ていたら獄寺がいきなりダイナマイトに火をつけ、ツナに向かって投げた

『綱吉!!』

霧雲は銃を取り出しダイナマイトに向かって弾を放つ
その放った弾はダイナマイトの導線にあたり火を消した

「腕は落ちてねぇみてーだな」

『暇なときはほとんど修業してましたからね』


「霧雲、リボーン!!」

「思ったより早かったな

 獄寺隼人」

「ええ?知り合いなの?」

「ああ オレがイタリアから呼んだファミリーの一員だ」

リボーンは霧雲の頭に寝転がりながら言う

「じゃあ こいつマフィアなのか!?」

「オレも会うのは初めてだけどな」

『私も会うのは初めてです』

「あんたが九代目が最も信頼する殺し屋リボーンか」

「そうだぞ」

「沢田を殺ればオレが十代目内定だというのは本当だろうな」

「はぁ?何言って…」

獄寺がとんでもないことを言うので混乱するツナ

「ああ 本当だぞ
んじゃ、殺し再開な」








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