一つ目の物語

□標的1
2ページ/6ページ






今日は霧雲は家にいた

それというのも大切な日だったからだ



「スミマセーン」


門の方から誰かの声がした

『はーい、今行きます』

霧雲は門へと急いだ



「コレ、オ届ケ物デス」

そこには外人がいた
外人さんは荷物を渡しに来たのだといったが霧雲はそんなもの知らない

マフィアには時に届け物と言って爆弾や薬物などの場合もあるので霧雲は警戒した
その時、荷物の中身が出てきた
霧雲はそれを確認して警戒をといた

「ちゃおっス」

『お久しぶりですね』

「ああ」

箱から出てきたのは黒のシルクハットに黒のスーツ、黄色いおしゃぶりを身に纏(マト)った赤ん坊だった

赤ん坊は外人を帰し、霧雲へと向いた

「霧雲、ボンゴレ十代目はどうだったか?」

『んー、少し大変かもしれませんねぇ…』

「そうか。ま、そのほうが教えがいがあんだろ」

『確かにそうですね』

「よし、そいつんとこ、今から行くぞ」

『へ!?今からですか!?』

「当たり前だぞ。早ければ早ェ程、いいだろ」

『…わかりました』

「オレは先に行ってるぞ」

『え!ちょっ!!……ハァ』

赤ん坊は何処かに行ってしまい、思わず溜息をついた










霧雲は赤ん坊がいると思う所へついた
なにやら2階がうるさく、赤ん坊がいるのだとすぐにわかった






「はぁ!? マフィアだって?」

家の長男とも言えき者が叫んだ

「オレはある男からお前を立派なマフィアのボスに教育するよう依頼されてんだ。
そしてあと一人来る予定だ」

「はぁ?あと一人って?」

「そのうち来るだろ」

「そのうちって…」

『こんにちは〜』

「Σ!!?…霧雲!?////」

『そうですよ 綱吉』

ツナと赤ん坊…リボーンが話をしていると部屋のドアから霧雲が現れた
ツナは顔を真っ赤にしておどおどしていて、リボーンはニヤニヤしている

「なんで霧雲がいんの!?」

『あれ?話聞いてないんですか?』

「話?」

『そこの赤ちゃんのリボーンと一緒に家庭教師やるんです』

「えぇ!!じゃあさっき言ってた一人って霧雲のことだったの!?」

「ああ そうだ」

霧雲のかわりにリボーンが答える

「んで霧雲も同じ

マフィアだ








.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ