一つ目の物語
□標的0
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「日本に行ってもらう」
3月の後半、霧雲はある人の命令で日本に行く事になった
だが、旅行に行くのではない
あくまで任務だ
霧雲はマフィアで最も権力が大きいファミリー、ボンゴレファミリーのボスの娘
そんな霧雲にあたった任務とは日本に行く事
そしてあるお方が日本に行くと同時に仕事開始
仕事内容は次期ボス候補の家庭教師として鍛える事
そんなこんなで霧雲は日本に向かってボンゴレようのジェット機に乗っていた
ジェット機には操縦者と霧雲しか乗っておらず、機械音しかしない
『つまらない…』
霧雲は空を見た
『嗚呼、早く日本に着きませんかねぇ』
その声は誰にも聞かれず消えていった
─────────
『あ゛ぁ〜 疲れた…』
霧雲の乗っていたジェット機は無事日本につき、霧雲は並盛にある、ボンゴレファミリーボス九代目が即行で造らせた家に向かった
家は日本の風流がふんだんに使われた和式の家
それも霧雲は和が好きだから霧雲の為に造られたといってもいいくらいだ
『これから並盛中に入学ですか…』
霧雲は並盛中のパンフレットを見ながら畳の上でゴロゴロしていた
『あれ…これ、何ですかね…?』
パンフレットの一部を見るとそこには委員会の名前がある
パンフレットだからといって、普通は委員会のことは書いてないはずだが、並盛中のパンフレットには委員会の名前が書いてある
書いてある委員会名は風紀委員
『何で風紀委員が?』
霧雲の頭には?がいっぱいだった
しかし
『ま、いっか』
霧雲は余り気にしなかった
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