□標的41
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「フッ…紅天使も堕ちたものだな」


敵ファミリーの奴が攻め寄ってくる


「この子に何ヤッタ?」

ブイオは霧雲を庇うように前に立ち、銃を構える

「ただの電気さ。紅天使用のな」


一歩、一歩と近付いてくる


「……君達は紅天使をどうする気」

「アルコバレーノには関係ない」




「……じゃあ最後の質問





君達は紅天使を連れて帰れると思う?」








次の瞬間、立っているのはブイオだけだった













「チッ……多いな(霧雲早く起きてヨ……)」


ブイオはその後もどんどん来るファミリーの輩を倒していた

ブイオと霧雲の周りは一面赤黒く染まっており、沢山の"肉の塊"が転がっている。その肉の塊とはブイオが殺った輩の事だ。しかし原型を留めていなく、破裂した内臓が飛び散っている。ブイオはそれを気にした様子もなく、普通に平然に踏む




「君達にブイオの武器が見えていない時点で負けなんダヨ」




また一つ、"肉の塊"が出来た










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