金木犀
□第十一訓
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新「フッ……山崎さん、あまり僕を甘く見ないでください」
山「っ……！！」
新「僕はあなたを貶せない？最初から貶す必要なんてありませんよ」
山「何だって……？」
新「何故なら、あなたには、、、インパクトがない！」
山「インパクト、？」
新「そうです！あなたはただの地味！それ以外で言えることと言えば、極度なまでにミントンとガバディ好き！でも、それですらもすでに地味……だが、僕には寺門通、親衛隊の隊長も担っている、極度なまでのアイドルオタク！」
神「おぉ〜何か新八かっけぇアル！」
新「地味と思わせてアイドルオタクと言うギャップこそが、この勝負の鍵になるんです」
山「……君が親衛隊と言うならば、俺には通選組がある！俺だってお通ちゃんが好きなんだ！ファンなんだ！」
新「………」
神「新、八……？」
銀「おぃおぃ、意外と白熱してんじゃねぇの！俺の闘いなんて一話だったぞ！こいつらに二話も使っていいのかねぇ〜」
神「銀ちゃん、新八が止まったヨ」
銀「あ"ぁ？」
山「……勝負、あったかな」
新「……当…ですか？」
山「えっ？」
新「それは本当かって言ってんだぁぁぁぁぁ!!」
神・銀・山「っ……！！」
新「だいたい通選組って言っても、あれは土方さんの中のトッシーがあの場限りで作ったもんだろぉが!!中途半端なんだよ！中・途・半・端！今は活動なんてもうしてねぇんだろぉが！メンバーだって、どうせテメェ一人なんだろ！単体では組織とは言わねぇんだよ、馬鹿が！そんな中途半端な組織に、この隊長、志村新八の親衛隊が負けるわけがない！」
銀「お、おぃ、落ち着け、新八」
新「あ"ぁ？」
銀「……何か、すいません」
神「それより、新八！もぅ、勝負はついたアル……新八が暴れたせいでザキは気絶してるネ」
新「……フッ、地味だげじゃ僕には勝てませんよ！山崎さん。お通ちゃんへの愛は、僕の方が一枚も二枚も三枚も、上手だったみたいですね」
神・銀「………(貶す必要がないとか言って、思いっきり貶してるんですけど！むしろ、貶して勝ってるんですけど！……新八、恐るべしっ)」
to be continued...
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