蒼思蒼愛

□蒼思蒼愛 第弐章
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それは学生が青春を行う期間






砂浜







花火



そんななか俺は一体何をやっているんだろう



半ば強引?に任命された文化祭の実行委員



クラスの出し物は一学期の最後に「出店」に決めたのはよかった



だが後は俺任せとはどういう魂胆なんだよ



おそらく夏を満喫しているであろうクラスメイトたちに少しばかりだが苛立ちを覚える



「ミルクは?」


準備室にコーヒーの匂いが満ちる


「お願いします」


コップの中で白と黒が混じり合う


冷えたものがテーブルに運ばれる



先生の準備室は入学当初と比べいくつか変わっていた


まず部屋の真ん中にテーブルが置かれている


そしてそれを挟むように二人掛けと一人掛けのソファーがある


先生は迷わず二人掛けのソファーに腰かけた


そこがいつもの定位置なんだろう


体を広げ二人分を一人で使っている


先生らしいや



少しばかりおかしくなって笑みがこぼれた
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