蒼思蒼愛

□蒼思蒼愛 第壱章
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ルキアは数学の資料室へと向かっていた
空座第一高校には校舎が三つある
三つの校舎はそれぞれ北棟、中央棟、南棟と言い
北棟には3年の教室や職員室
中央棟には視聴覚室や下駄箱
南棟には1、2年の教室と数学の資料室があった
資料室は南棟の一階端にあるため人気が全く無い

ルキアは資料室に着くと中にいる先生に声をかけた




「グリムジョー先生?」

「どうした、・・えっと」

「朽木です
先生に相談があるのですが」

「そうか、取り敢えず中に入れ」

「失礼します」






ルキアは資料室の中に入っていった






ルキアが資料室から出てくるのは早かった
恐らく教室に鞄を置いてきた一護のことだ

まだそんなに遠くには言ってないだろうと考え電話した

案の定一護はまだ校舎内にいた











一護は教室でルキアを待ってるとルキアはすぐに来た




「何のようだったんだ?」




「アルバイトをするから申請しに行っただけだ」

「ルキア働くのか!?」

「そこまで驚く必要なかろう」

「お前ん家金持ちだろ?
働かなくても家賃払えるだろ」

「そういう問題では無いのだ
バイトをすれば少なからず社会の仕組みをすることになるし
なにより経験は大事なのだ
朽木家当主の妹の名に恥じぬようにしなければ」

「だから学級委員か・・・」

「まぁな三学期に入れば生徒会に立候補するつもりだ
貴様は私に票を入れるのだぞ」

「命令口調だな
まぁ入れるけどよ」

「当たり前だ、
そろそろ帰るぞ」

「おう」




俺とルキアは教室を後にし、帰宅した
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