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□その4
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オマエも知らない、オマエの、真実。
きっと俺だけが知ってる、オマエの真実。
実は……オマエは………
すっげー寝相が悪いんだぞ、と。
特に、な。
今夜みたいな蒸し暑い夜、なんかは……
『…んん……暑……ぃ……ぅー…』
――ガバッ…
ほら、な?
2時間とちょっと前まではあんなに恥ずかしがって、
なかなか見せてくれなかったオマエの体。
今は……
『……無防備だぞー、っと』
だがこれは、俺の中だけの秘密だ。
だってこれ、オマエに言ったら絶対
「もう絶対ハダカじゃ寝ないっっ!!!!」
って、なるだろ?
だけど、と。
オマエが風邪でもひいたら大変。
だからそっと、布団をオマエの体に掛けてやる………
その前に、と。
2時間とちょっと前には恥ずかしがってなかなか見せてくれなかった場所に……
そっとキスを1つ。
密かな俺のお楽しみ、
これくらい……罰は当たらないだろ、と♪