恋
□花見酒
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ここは魂の世界、尸魂界。
そんな世界にも四季というのは存在するわけで……
今は桜が咲き乱れる春でございます。
*花見酒
今日もせっせと働く八番隊副隊長、伊勢七緒。
そんな副隊長は八番隊隊長、京楽春水を探して心当たりのあるところをまわっているのだが……
見 付 か り ま せ ん
(どこまで行ったのかしら……)
そろそろ心配になってきた副隊長は、桜が咲いている広場に出た。
(綺麗……)
風で舞っている桜の花弁に見惚れる。
すると、ベンチに護廷十三隊にこんな派手な格好をしている者は一人しかいないと言える、八番隊隊長を見つけた。