犬夜叉

□ご挨拶
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※この物語では、りんちゃんの
両親と兄弟は生きている設定になっております。
ちなみに、りんちゃんの年齢は原作と同じくらいと思います。



「ねぇ、殺生丸さま!あのね、りんのおとうとおっかぁと、にいちゃん達に会って欲しいの!!」

りんは手に花を持って、キラキラとした笑顔でそんな事を言う。

「…私がか?」

思いもよらない言葉に殺生丸も目を見開く。


「うん!」


「…断る。」


「えーーーーーっ!?なんで?!」

りんは、当然会ってくれると思っていたのか、意外という顔をする。

そりゃ、会ってくれるわけもないだろう。(笑)

あの戦国最強で冷酷な殺生丸が…。

普通にりんちゃんのお父さん、お母さん、兄弟に挨拶とかしてる殺生丸を想像するだけでも笑けてくる。


「だめ?殺生丸さま。」


「なぜ、私をお前の家族に会わせたがるのだ。」


「だって、殺生丸さまって、かっこいいし、強いし、おっとうや、おっかぁや、にいちゃん達にも殺生丸さまはすごいんだって分かってもらいたいんだん…。
だから、お願い!!りん、何でもするからっ。」



りんちゃん上目遣いキターーーーー(・∀・)/−−−!!


「...なんでも…というのは本当だな?」
殺生丸の瞳が妖しく光る。


「え?う、うん!」


「...会ってやらん事もない。」


「えっ?!ほ、本当?!有難う殺生丸様!」


何も知らずに喜ぶりん。
殺生丸の企みにも気づかず(笑)
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