□はじまり
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あれから3ヶ月。

私、晁水 憫<アサスイ ミン>は現在、、椎炎 蘭輝<ツチエン ランキ>と付き合っています。

と言っても正直、蘭を彼氏として見ていいのか分かんないんだけどね。

ぶっちゃけると遊び人。

いつも女の人と遊んでる。

端から見ると最低野郎。


私「私のことも、遊びなの?」


蘭が遊び人だということを知ってから数日後のある日、私は遊びに来ていた蘭の部屋でそう聞いた。

蘭は少し驚いた後、急に真面目な顔をして私をベッドに押し倒した。


私「うわっ!…なっ…!?」

蘭「…そんなふうに思ったことなんて1度もない」

私「…ホント、に?」

蘭「ああ」


私は涙目になりながら蘭に確認すると、蘭は私の目を見て頷いた。


私「信じる、よ」


私は微笑んでそう言うと、蘭は私を抱きしめた。

こんな簡単に許しちゃうのは、さっき言った通り、蘭のことを信じているから。

それ以外は何もない。


蘭「頼む」


蘭は私を抱きしめながら耳元で一言、そう呟いた。


私「うん」


私は蘭にとびっきりの笑顔を見せた。

そして私はそのままの勢いで、蘭に初体験を捧げた。

今まではここまで進展したことはなく、キス止まりだったから正直嬉しいな。
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